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斜交層理 パイ
静岡県下田市柿崎

斜交層理 パイ

時代と想いが交叉したら紅茶味になりました

小麦粉、バター、砂糖、下田産紅茶、塩

伊豆半島がまだ海底にあった時代、海の底に積もった砂や火山灰などの堆積物が、水流の影響を 受け、美しい綾状の堆積層を残しました。この現象を観察することにより、何百万年も昔のその 場所の水流の向きを知ることができます。またこの模様が好まれ、江戸時代には石材としても人気 がありました。


下田港のはじっこにある弁天島。昔は本当に島で、潮が引いた時にしかいけない小島だったが今は埋め立てられ陸続きとなっている。
この場所は地形の面白さと歴史の面白さ、両方備えたコク味のある場所である。

何と言っても吉田松陰先生が金子くんと一緒に黒船に乗り込もうとここから小舟を漕ぎ出した場所なのだ。
弁天島には竜宮さんを祀る祠がありそこでタイミングを図っていたようだ。吉田松陰踏海の地であり、生痕化石もあり、浅い海だった様子を物語る斜交層理も見られる。しかも下田駅からそう遠くない。ぜひ足を運び、数百万年前の地層に思いを馳せ、1854年の吉田松陰の熱い想いを感じてほしい。


小さなプレハブの裏をまわり海側へ降りると眩しいくらいの斜交層理が見られる。
ジオガシ旅行団はここで写真を撮るのが好きだ。白く飛んでくれレフ板いらず。

このパイは紅茶味となっているがこの紅茶、黒船に縁をもち、ハリスが持ち込んだとされるものを下田で今も生産しているものを使用している。